おしゃぶりは、吸うことによって赤ちゃんが安心できる育児のお助けアイテムです。しかし、「歯並びが悪くなる」などのデメリットが有名で、使うか迷っているママが多いのではないでしょうか。ここでは、おしゃぶりを使うことのメリットや、使う場合にはいつから使うべきかなどを紹介します。
おしゃぶりはいつから使える?
薬局やスーパーなどのベビー用品売り場で売られているおしゃぶり。サイズは主に2種類あり、0~6か月用、6か月~1歳用があります。おしゃぶりは新生児から使うことができるので、言ってしまえば産まれた日から使用が可能です。
しかし、産まれてすぐは吸う力がまだ弱いことから、おしゃぶりをずっと吸っていられないために口からこぼれてしまうこともあります。生後2か月頃になると吸う力が強くなり、しっかりおしゃぶりをくわえていられるようになります。
これが生後3、4か月になってくると、今度は赤ちゃんの本能である吸てつ反応(口の中に入ったものを吸う反応)が弱くなり、おしゃぶりを吐き出す赤ちゃんも増えます。おしゃぶりを使って行きたいならば、生後2か月にはおしゃぶりを経験させてあげましょう。
おしゃぶりで寝かしつけするときの注意点&最強の寝かしつけ術の記事はこちら
月齢が低いうちからおしゃぶりを使うメリットは?
前項で紹介した通り、おしゃぶりは生後2か月頃には始めましょう。新生児の頃はおしゃぶりがうまく吸えず口から取れてしまうこともありますが、ママがおしゃぶりを口に当てて支えてあげれば、安心してぐっすりと眠れます。
月齢が低いうちからおしゃぶりに慣れておくと、月齢が大きくなってもおしゃぶりを嫌がりません。夜泣きが大変で、いざおしゃぶりを使ってみようとしても、くわえず口から出してしまう赤ちゃんは多いのです。
おしゃぶりを使うことのメリットは、主に5つ挙げられます。
- 寝かしつけが楽になる
赤ちゃんの寝かしつけは、ほとんどのママが大変と感じています。おしゃぶりを使うと、赤ちゃんが落ち着いた状態になるため寝かしつけが格段に楽になります。
また、抱っこの状態で寝た赤ちゃんを布団に降ろした瞬間に起きてしまうのも、おしゃぶりを使うと防げます。こうして寝かしつけが楽になることで、ママのストレスも半減します。 - 鼻呼吸が上手にできるようになる
おしゃぶりをしていると、自然と口呼吸ができないため鼻呼吸をするようになります。鼻呼吸をすることにより、喉が守られて風邪をひきにくくなります。 - 指しゃぶりをしなくなる
赤ちゃんによりますが、おしゃぶりをしていない赤ちゃんは指しゃぶりをすることがあります。おしゃぶりは毎回洗えるので清潔ですが、赤ちゃんの手を頻繁に洗うことがないため、清潔とは言えません。指しゃぶりをするよりは、おしゃぶりをしてもらった方が断然衛生的です。
おしゃぶりを上手に使って寝かしつけのストレスを解消しよう!
赤ちゃんの寝かしつけは1年以上かかることもあり、1日に複数回必要です。おしゃぶりは辞めさせにくくなることを心配するママも多いですが、おしゃぶりを辞めるタイミングで数日大変になったとしても、小さい頃の寝かしつけの大変さに比べれば全然マシなのではないかと思います。赤ちゃんが寝たらおしゃぶりを外すなど工夫して、上手に使って行きましょう。