・チャレンジタッチについて調べていたら「最悪」と出てきてびっくり!
・入会を考えていたからどんな風に最悪なのか、心配・・・
・実際に使っている人の意見が聞きたいな。
進研ゼミのチャレンジタッチ。大人気の通信教材ですが、調べてみると「最悪」「後悔」といったキーワードが出てきてドキッとしたことありませんか?
この記事では「チャレンジタッチが最悪」と言われる理由を9個調べて、体験談とともに真偽を解説していきます。デメリットをしっかり理解して、お子さんに合う学習方法を見つけてくださいね。
チャレンジタッチが最悪と言われる9個の理由とは?
チャレンジタッチの漢字の学習部分は本当に最悪。タブレットの性能が悪すぎて、子供が何度もやり直しして、クリアできずベソかいてた。
チャレンジイングリッシュのようにiPad Proに対応して欲しい…ストレスなく学習するって大事だよ。#チャレンジパッド #進研ゼミ #チャレンジタッチ
— Eternal-tears (@Eternal_tears_) November 26, 2019
「チャレンジタッチが最悪」と言われる理由について、よく目にするのは以下の9個の理由です。
➁選択制のため当てずっぽうで回答できてしまう
➂ゲームが多く学習の妨げになる
➃タブレットの性能がイマイチ
➄文字の添削が厳しすぎる
⑥毎月の更新日(25日)は回線が重い
➆先取り学習には不向き
⑧タブレットを交換する場合は有償
➈2年以上前に配信された教材は利用できない
上記の内容は情報が古く、2021年現在では改善されている点も多々あります。
ここからは9個の理由をひとつずつ徹底的に調べ、真偽を解説していきます。デメリットをしっかりと理解し、チャレンジタッチを使うかどうかの参考にしてくださいね。
※我が家の娘(小学2年生)は1年生からチャレンジタッチを始め、テストで100点を連発しています!成績が上がる仕組みについては参考記事をご覧ください。
▼参考記事
問題のボリュームが少なく、早めに取り組むとやることがなくなる
チャレンジタッチの悪い口コミとして最もよく見られるのが、こちらの
・ボリュームが少ない
・早めに取り組むとやることがなくなる
という問題です。
確かにチャレンジタッチのメインレッスン(最低限取り組むべきレッスン)は、一気に進めてしまうお子さんだと数日で終わってしまうこともあるでしょう。
小学2年生だと国語と算数で合わせて26コンテンツあり、1コンテンツあたり5分~10分で解き終わります。10日程度で終わってしまうというお子さんも。
しかしこちらについては、2021年現在は改善されています。理由としては
・国語と算数以外にも英語やプログラミングが学べる
・3ヶ月に1回程度で紙の問題集やテキストが届く
・「学びライブラリー」で本が読み放題
こんな内容が取り込まれているので、工夫次第でたくさん使えますよ。
我が家の取り組み例
ちなみに我が家の娘(小学2年生)は平日は5時まで学童のため宿題だけで手一杯。チャレンジタッチは土日にまとめて取り組みます。
メインレッスンのあとはプログラミングを学習していることもあり、実力アップレッスンまで進めないことがほとんどです。そのため「ボリュームが少ない」とは思ったことがありません。
ボリュームについての不満がある方は、毎日しっかりと取り組む体制ができている家庭なのだと思います。見習わなくては・・・
選択制のため当てずっぽうで回答できてしまう
回答が選択制のため、とりあえず当てずっぽうで回答して次に進んでしまうという意見も多く見受けられました。こちらについてはこんな対策を打っています。
・「解き直しシステム」で間違えた問題はその場でやり直す仕組み
・「解き直しボックス」で間違えた問題だけやり直せる
・メインレッスン終了後の「キミ専用まとめ問題」で苦手な箇所をやり直せる
解き直しシステムとは?
一度間違えた問題は正解するまで解き直しをしなければなりません。それが解き直しシステムです。
次の出題時には選択肢をシャッフルしてくれるので「選択肢を覚えて先に進む」ということも回避できるようになりました。
解き直しボックスとは?
解き直しボックスでは、その月に一度間違えた問題だけを集めてチャレンジすることができます。
子供が取り組みたい内容ではないものの、一度間違えた問題をもう一度解くというのは知識を定着させる上では不可欠。たまに大人が「今日はここやっといてね」とやらせてあげると良いですよ。
キミ専用まとめ問題とは?
メインレッスンが終わると出てくるのが「キミ専用まとめ問題」です。
一度間違えた問題は、また間違えることが多いですよね。その場で解き直したとしても、1週間後に同じ問題を出したら同じ間違いをすることもあります。
チャレンジタッチは間違えた内容を記憶・分析して、メインレッスン終了後に「キミ専用まとめ問題」を作ってくれます。
ある程度時間を置いてから自分の苦手な問題を再度解き直せる、理解を深めるにはとても効率の良い学習方法だと言えます。
間違えやすいところを瞬時に記憶して問題を構成できるのは、タブレットならではですね!
ゲームが多く学習の妨げになる
子供のやる気を引き出すために配信されているゲームですが、数が多く学習の妨げになるという意見もありました。
確かにチャレンジタッチには、国語や算数のレッスンの他にゲームアプリが多々あります。しかしよく見てみると、なかなか勉強になる優れものだと感じています。
▼計算レースゲーム
▼漢字カルタゲーム
▼プログラミングアプリ
要するに、単純に遊びだけのゲームは配信されないのです。そして割と難易度が高く、まだ習っていない漢字もゲームに登場したりするのもポイントです。
そんな内容だと子供のやる気が下がってしまいそうですが、上手く子供の遊び心を捉えているようで、多少難しくても頑張って取り組んでいます。
「メインレッスンが2つ終わったらゲームをやっても良い」など約束を決めて取り組めるといいですね。
何回かやる頃には漢字もある程度覚えてしまっています。もちろん書けるかはまた別の話ですが。いやぁブラボーです。
チャレンジタッチ(タブレット)の性能がイマイチ
・読み込みが遅い
・タッチペンの反応が悪い
などチャレンジタッチの性能についても悪評があります。こちらについてはそれぞれの感じ方もありますが、上手に付き合っていくしかないかと。
もちろん精密機械ですから、たまに動きが重くなったり反応しないことがあります。何か不具合を感じたらスマホと同様で、一度電源を切って再起動させれば大抵直りますよ。
結局のところ小学生の4人に1人が使っている超メジャーな教材なので、あまりに性能が悪ければクレームの嵐になっているはず。
・書き込み欄が右下にあるので手がついて書けないことはない
など工夫もされているので、それほどの心配は不要です。
我が家の娘が学習していて気付くことと言えば「タッチペンの動きに線が付いてこない」ということでたまにイライラしているのを見かけます。
しっかり書いているのに線にならず、線が出るまで書くと「書き順が違うよ」と不正解にされる・・・子供にとってストレスになっているに違いありません。
とはいえ何とかやり直して学習を続けているので、書き方の慣れもあるのでしょう。性格的に「少しのことですぐにイライラしてしまう」ことの多いお子さんの場合は、注意が必要かもしれませんね。
文字の添削が厳しすぎる
チャレンジタッチの文字添削は、なかなかシビアです。平仮名やカタカナはまだしも、漢字になると「止め」「はね」などはもちろん「書き順が違う」「線が短いなど形が崩れている」などでも不正解になります。
添削のシビアさは有名ですね。添削のせいで先に進めず、イライラしてしまうお子さんもいるかもしれません。
しかし物は考えようで、ごまかさずにしっかりと漢字を書けるようになってほしいならば、厳しめの添削はアリです。
実際に娘が通っている小学校の書写の先生は添削が厳しく、チャレンジタッチと同様に
・枠に対して文字の大きさが小さすぎる
こんな内容で書き直しになります。
チャレンジタッチの文字添削は確かにシビアですが、その分枠内にしっかりと書けるようになるので個人的にはおすすめですよ。
書き順なんかは親が付きっ切りで見ないと指摘できないし、そもそも自分が正しいかも自信がないから助かってます!
毎月の更新日(25日)は回線が重い
チャレンジタッチは毎月25日に新しいコンテンツが配信されますが、その日の回線が重いというのもチャレンジタッチのデメリットのひとつです。
こちらに関しては、タブレット教材では避けて通れない道と思って仕方ないでしょう。コンテンツの配信を待っている全国の小・中学生が一気に更新をするので、一時的にかなり回線は混むはずです。
チャレンジタッチですが、経験者様より「年度始めだから重い。今だけ。めげるな」という励ましを頂戴いたしました!がんばる
— みみくらげ🌥️ (@mimikurage) April 3, 2019
タブレット教材なら避けて通れないと申しましたが、こちらに関して我が家ではそれほど困っいないというのが現状です。
自宅のWiFi環境によるものかもしれませんし、残念ながら娘は「早くやりたい!」という願望が薄いので25日の朝に更新をすることが少ないためでもあるかもしれません。
少なからず「回線が混みすぎ」の声は上がっているので
・読み込みが遅いときは学習を翌日に回す
など上手に避けて通れると良いですね。ご自宅のWiFi環境がもともと悪いという方は注意が必要でう。
先取り学習には不向き
チャレンジタッチでは毎月25日に次月のコンテンツが配信されるので、それ以上先の学習をすることはできません。いくら頑張って学習を進めても、1ヶ月程度の先取りにしかならないことは理解しておくべきでしょう。
例えば1年生の時期に2年生で習う九九を学ぶということはできません。
本来の学年より1学年上のコンテンツを受講することは可能ですが、それはそれでいつか元の学年の内容に戻したくなったときに困難なのでおすすめできません。
学校で学習する→チャレンジタッチで復習する(もしくは反対も可)
この繰り返しで知識を定着させることが重要視されているので、先取り学習をしたい場合は別途問題集などで進めるしかなさそうですね。
故障したときは有償での交換となる
チャレンジタッチが故障した場合は、有償で交換することになります。代金は「チャレンジパッドサポート」に加入しているかどうかで異なるので、以下の表を参照してください。
▼チャレンジパッドサポート未加入の場合
1年以内の自然故障 | 無償交換 |
破損・落下など自責故障 | 19,800円(税込)で交換 |
▼チャレンジパッドサポート未加入の場合
1年以内の自然故障 | 無償交換 |
破損・落下など自責故障 | 3,300円(税込)で交換 |
精密機械なので、故障したら有償交換するのは当然と言えば当然なのですが「教材」という目で見ると安くはない金額ですね。
・性能がそれほど良くないAndroidタブレットなので、自然故障する可能性が十分にある
・長年使い続けることで動作や反応が重くなる可能性がある
スマホと同様精密機械である以上は、数年に1回の買い替えは頭に入れておかなければいけないのかもしれませんね。
どうしても嫌だったら、紙学習に切り替えることもできますよ!
サポート(年間税込1,860円)に加入しておくと3,300円(税込)で交換できるので、加入しておいて損はなさそうです。
2年以上前に配信された教材は利用できない
チャレンジタッチで配信された教材は、2年間のみ有効です。小学1年生の4月に配信された内容は、小学2年生の3月いっぱいで使えなくなってしまうということです。
このデメリットをみたときは
2年前にさかのぼって復習するなんて偉いなぁ、そんな子たくさんいる?
と感じたのですが、どうやら「兄弟で使いまわしがしたいけど向かない」という意味のようですね。
確かに上の子が使っていた内容を下の子に使わせるのは向いていないように思います。年子であれば順番に使うことはできるものの、下の子にとっては
・冒険マップは全て穴あき状態
・どれだけ学習を進めてもご褒美(ポイント)がもらえない
この内容では、喧嘩になりかねないかと。我が家の次女と三女は年子ですが、チャレンジタッチをやらせるならば使いまわしは確実にやめます。
▼景品と交換できる努力賞ポイントももらえません。
こどもちゃれんじの知育おもちゃであればお古を使わせてあげることはできますがワークは書き込みもありますし、有効期限に限らず兄弟で教材を使いまわすのは不向きだと思います。
それでも私がチャレンジタッチを使い続ける理由
今回はチャレンジタッチが最悪と言われる理由を徹底的に調べてみました。前述した9点の理由の中には「確かに・・・」と共感するものもあれば「今は改善されているよ」と思える部分もあります。それでも私がチャレンジタッチを続けている理由は以下の点です。
▼親が続けてほしいと感じる理由
・毎月楽しく取り組む意欲を引き出してくれる
・教科書に準じた内容で知識の定着ができる
▼子供が続けたいと感じる理由
・チャレンジタッチに愛着があり、楽しく取り組んでいる
・友達で使っている子が多いので、学校で話のネタになる
子供がまだ低学年のうちは「楽しく勉強をすること」が第一だと考えています。「勉強=苦痛」というイメージを植え付けないように進める仕組み作りは、天下のベネッセは上手です。
また教科書と同じ内容で進めていけるので、しっかり復習できるところもチャレンジタッチのメリットだと考えます。例えば国語は同じ文章問題が出るので、何度も読み込むことによって知識の定着につながります。
最後に子供本人が楽しく取り組んで、続けたいと言っていること。これにつきます!小学生4人に1人が受講している大人気の教材なので、デメリットだけでなくメリットもたくさんありますよ。気になる方は進研ゼミ公式サイトから資料請求や入会の検討をしてみてくださいね!