セパレート服は、Tシャツとレギンス、チュニックとブルマなど、上下分かれた赤ちゃん服のことです。赤ちゃんの服って、ロンパースだとか、カバーオールだとか、いろいろ名前がややこしいですよね。今回は、「いつからセパレート服に替えればいいの?」「今から買うならロンパースかセパレート服どっちがいいかな?」というお悩みにお答えします。
赤ちゃんのセパレートはいつからOK?
セパレート服は、赤ちゃんの首が座ったら着せることができます。セパレート服は普通のTシャツを思い浮かべるとわかりやすいですが、寝ている赤ちゃんにセパレート服を着せるには背中を持ち上げなければいけないので、首が座っていないと危ないです。
かといって、首が座ってくる3か月頃はまだまだ寝返りもできない赤ちゃんが多いので、ハイハイを始めて動き回る時期になったらセパレート服に替えるのが良いでしょう。具体的にいつからと言うと成長には個人差があるので一般的にはなりますが、6ヶ月~9ヶ月頃にセパレートデビューする赤ちゃんが多いようです。
赤ちゃんがセパレート服を着るメリット
そもそもなぜロンパースからセパレート服に切り替えるか?ですが、メリットはいくつもあります。ここでは4点解説します。
オムツ替えが楽になる
ロンパースの場合、おしりのボタンを外す手間がありますが、セパレート服ならブルマやズボンを脱がせるだけでオムツ替えができます。つかまり立ちをしながらのオムツ替えもラクラクです。
汚れたら上下どちらかだけ替えられる
よだれで服が汚れる、ウンチが服についてしまうなど、何かと汚れる赤ちゃんの服。セパレート服なら汚れた方だけを替えれば良いので、着替えが楽になります。
服のレパートリーが増える
赤ちゃんに可愛い服を着せたいオシャレママには、セパレート服にするとレパートリーが増えるという嬉しいメリットも。ロンパースに比べ、セパレート服は種類がぐんと増えます。可愛いTシャツにレギンスやフリフリブルマを合わせるなど、組み合わせも自由です。
来年も着られるかも
服を買い足す場合、ロンパースを買うと次の年には間違いなく着られません。セパレート服なら赤ちゃんの成長にもよりますが、1歳を過ぎた次の年でも着られるでしょう。70センチの服なら1歳頃まで、80センチの服であれば2歳頃まで着られる場合もあります。
セパレート服の着せ方は?
セパレート服デビューをする赤ちゃんの手足は小さいのに力強く、長袖の服なんかは着せるのに苦労していませんか?お着替えが大変と感じる新米ママさんに、お着替えがぐっと楽になる着せ方を紹介します。
上のセパレート服(Tシャツ、ニットなど)
- 頭からすっぽりとかぶせます。
- 袖に自分の手を入れて赤ちゃんの手をつかみ、そのまま袖に手を通します。
- 反対側も同様です。
- 裾を伸ばして完成です
下のセパレート服(レギンス、ズボンなど)
- タイツを履くときのように、ズボン全体をぎゅっと縮めます。
- 赤ちゃんの脚にかかとまでかかるように裾を入れ、そのまま太ももまで伸ばします。
- 反対側も同様です。
- 赤ちゃんを立たせ、おしりをすっぽり入れてウエスト部分まで引き上げたら完成です。
セパレート服のおすすめのサイズは?
夏服のTシャツやチュニックなどであれば、袖が短いのである程度大きめのサイズでも問題なく着られます。普段70センチがぴったりの赤ちゃんでも80センチを選んでも良いでしょう。80センチになると、セパレート服の種類もぐっと増えます。
しかし、下のズボンや長袖の服は、ひとつ上のサイズを選ぶとかなり大きくなってしまうので、ピッタリサイズを買うのがおすすめです。
セパレート服を着せるときの注意点
セパレート服を選ぶとき、ただただ可愛い服を選ぶのも楽しいですが、以下の注意点に気を配って着させてあげましょう。
ワンピースタイプのセパレート服は避ける
まだハイハイの赤ちゃんにとって、ワンピースタイプの丈が長い服はハイハイの邪魔になり動きにくくなります。歩かないうちは、ワンピースは避けてTシャツやチュニックを選びましょう。
肌着はボディ肌着を
動き回る赤ちゃんは、セパレート服を着ているとお腹が出てしまって冷える可能性があります。ズボンが下がってきてもお腹を冷やさないように、肌着は上下がつながったボディ肌着を着せましょう。2歳頃までボディ肌着を着る子供が多いです。
可愛いセパレートでオシャレを楽しもう!
ベビー服売り場に行くと、いつも可愛いベビー服が並んでいます。ロンパースの赤ちゃんらしい感じは短い期間しか味わえないのでしっかり堪能して、セパレート服でまた新しい可愛さに出会いましょう♪